いまさらではありますが、新年明けましておめでとうございます。
去年の私は厄年で散々な1年でした。
3月の大震災、私自身の体調不良、パソコンのHDD故障、上の階から水漏れなどよくもまぁ次々といやな事が起きたなぁと思いました。
今年は健康第一にいい年にしていきたいと思った矢先に、我が家には大きな不幸が襲い掛かりました。
新年早々の4日にうちの親父が息苦しいから救急車を呼んでくれと訴えそのまま入院しました。
以前かなりのヘビースモーカーでしたので肺気腫が原因で息苦しいのだろうとの診断でした。
そのままかかりつけの病院に入院し息苦しさを和らげる治療を続け、改善の兆しがあれば本日退院する予定日でした。
ところが1月14日朝8時すぎに病院から意識がない危険な状態なのですぐに来るようにと連絡がありました。
前日に見舞いに行ったときはいびきをかくほど熟睡しており、
状態はいい方向に向かっていると思っていた矢先のことなのでなぜ…という気持ちで一杯でした。
だいたい20分程で病院に到着、いつもの病室に行くと移動していたようですので、
ナースセンターに訊くと親父がいる個室に案内されました。
入ると今までとは違う雰囲気にすぐ気付きました。
病室には処置をしている先生や看護士の方々の姿がなく、安らかな顔をして眠っている親父しかいませんでした。
看護師さんに様子を訊くとすでに心肺停止状態、家族全員揃ってから死亡確認すると告げられました。
容体が急変してからわずか20分足らずでこの世を去ってしまうとは…。
手を握るとまだ温もりを感じるのに私はまだ親父の死を受け入れる事ができませんでした。
予定では今日退院後の介護についていろいろと話し合う予定でしたが、
まわりに迷惑をかけるのは悪いと本人なりに気を使ったのでないかと思います。
それにしても最後のお別れもできないまま逝ってしまうとは…。
私くらいの年になると葬儀には何度か参列していますが、
今度は自分が中心になって親父にの最後の親孝行をする番です。
初めは何をどうしたらよいのかわからないことだらけでしたが、
葬儀屋さん、親戚一同の力添えもあり本日通夜、
そして明日告別式を迎えます。
今日明日は自分にできることは精一杯やり、最後の親孝行をしたいと思います。
この悲しみを乗り越え、徐々に普段通りの生活に戻していきたいと思います。
長くなりましたが本年もどうぞよろしくお願いします。